こんにちは。地海空のiwasaki です。

 

まずは、コンセプトから確認。

 

「あなたの手で育てていくモノ」

優しい着心地

優しい肌触り

 

そんなコンセプトに沿った肌着を考えていました。

私にとって肌着は「白Tee」のイメージです。

白Teeと言えば「Hanes」が思い浮かびます。

 

ただ、

1980年代、90年代のHanes白Teeは、化学繊維が混ざっていたり、首元が伸びやすかったり、形がダレすぎてしまったりとあまり良い印象を持っていません。

 

その為、私はHanes Tee を着用することはなく、基本的に古着屋で購入するヴィンテージTeeでした。

 

そんな私でしたが、

地海空を立ち上げるためにオリジナルヴィンテージの資料集めを意識し始めまして気付いたこと、学んだことがあります。

服の良し悪しはブランドの特徴によるのではなく、当時の時代背景が大きく影響していることです。

 

1980年、90年代のHanes Tee は良い印象を持っていなかったが、1950年、60年代はどうだったんだろう?

 

そんな好奇心が湧いてきたころ、職人さんから Hanes について教わりました。

まずは、文章で説明するよりも下の画像をご確認ください。

【1950年代 Hanes Underwear Tee】※参考資料

特徴的なのが首まわりです。

リブの伸縮性を考えながら、だらしなく伸びていくのを防ぐ仕様。

ネックリブの下付け根を生地で補強しています。

良質な綿から作られた生地、伸縮性、着心地を大切に創り込まれたTeeなんですね。

純粋に素敵なモノを、できる限りの技術で作ろうとしていた時代だったんだろうなぁと感じます。

⇓⇓⇓

リブに生地で補強してあって、この伸縮性すごいです。

首まわりは生地の補強がある為、デロデロにならない仕様。

この画像だけで言葉や文章は不要と思っています。

もしも、上手くお伝えできていなかったらすみません。

 

そんな経緯があり、職人さんの作り込んだsampleを着倒して、体感してみました。

ひと言

「最高です」

やはりリブが最高ですし、何よりも首元の存在感もあり格好いいです。

 

話が長くなりましたが、皆様にお届けしたい地海空の白Teeは「これ」です。

Hanes Teeを参考に、職人さんの真心が詰まった一着です。

⇓⇓⇓

■袖口、裾は天地縫い

「これはね、表面から目立ちにくい縫製。

一見弱くて頼りなく感じるけど、伸縮性と強度がある。

だから、天地縫いがヴィンテージとして残っているんだよね。」

と職人さんから教わりました。

「なるほど。。。」

実際に着倒している私はこの ‟ すごさ ” を体感しています。

■首まわりの伸縮性

これすごいです。

Teeの脱着時、この快適さを一番感じます。

■肩や腕、脇の仕様が快適です。

この画像は着用時の状態を裏返しにしたモノです。

伝わりにくいかもしれませんが、身体の動きに縫い目と生地が馴染んでくれて、タイトに着用しても違和感を感じなくなります。

縫い目と生地が ” ゆらゆら ” と馴染んでくれる。

⇓⇓⇓

⇓⇓⇓

脇(アームホーム)

 

■size

※男女兼用

34(XS)140~155㎝

36(S)150~165㎝

38(M)160~170㎝

40(L)165~175㎝

42(XL)170~180㎝

44(2XL)175~185㎝

■綿100%(綿糸)

 

具体的な販売時期、価格に関しては6~7月頃を予定しています。

詳細が分かり次第、Instagramでアップしていきます。

 

ゆっくりな展開ですが、楽しみにしていただけると幸いです。

 

地海空 iwasaki