ブランドコンセプト
「あなたの手で育てていくモノ」について語ります。
私が「育てていくモノ」に服を選んだのには、身近な人やモノを大切にしたいという考え。
そして、もうひとつ。
ある思いにきっかけがありました。
きっと、その時の気持ちが「ブランド立ち上げの原点」だったと振り返ります。
~その時の興奮を今でも忘れない~
私が中学生だった頃の90年代、キレカジ・モッズ・スケーター・ダンサーなどなど、様々なコーディネイトが街中を彩っていました。
ある日、コンビニに色んなファッション雑誌が並んでいる中で「Hot-Dog PRESS」という雑誌を恥ずかしながら手に取ったのです。
見るもの全てが刺激的なファッションの中、私は「アメカジ(アメリカンカジュアル)」に魅了されました。
アメカジは大きく分けて、「ハードアメカジ」と「古着アメカジ」があると紹介されていて、
簡単に説明すると、ライダースにエンジニアブーツを合わせるハードアメカジと、スウェットにスニーカーを合わせる古着アメカジです。
もちろん、アメカジに合わせるデニムは「リーバイス501xx」。
これを見た時に、私は古着アメカジがめちゃくちゃカッコよくて憧れていきました。
それから、時間があれば古着屋さんに行って、ヴィンテージから、現行まで、服を見て回る事が楽しくて仕方なかったのです。
しかし、中学生の私にとっては、薄暗くて、イカツイスタッフや客がいる店内に入る事がちょっと怖さもある。
でも好奇心と興奮がそれを超えていったのを憶えています。
そして、その時の夢は「古着屋店員になる!」
~そして現在(2021年)~
「自分が本当に身に着けたいモノって何だろう?」
アメカジの格好良いモノをイメージしていた頃、ある店との出会いがあったのです。
その店で一枚のTシャツを購入しました。
何度か着用と洗濯を繰り返していくうちにあることに気づいたのです。
「なんだ?! この優しい着心地は。。。」
この時、中途半端なモノではなく、「優しい着心地の服を創り込もう」と決めました。
そして、その優しいモノを「育てていく楽しさを感じてもらいたい」と思ったのです。
最後に
「地海空~chi-ca-cu~」を手に取ってくださった方へ
「この優しい着心地」を肌で感じていただけたら幸いです。